社会人になってよくわかった。
僕は本当に「変わってる」。
個性があるのは結構だし、人と違うってのは悪いことじゃないけど、

だけど僕は客観的に見て、

気持ち悪い。

昨日仕事で防犯カメラに映った自分の姿を見る機会があった。
そこに映った僕は目線をキョロキョロさせ、頭髪はだらしなく、怪しい眼光をあちらこちらに向けるただの狂人だった。

今までたしかに「この世の終わりみたいな顔をしてるね」とか、「その顔はやばいって」とか、「お前いつも下向いて深刻そうな顔してるな」とか言われてきた。

しかし自分の姿勢や目付きや表情があそこまで気持ち悪いとは思わなかった。まじやばい。
好感を持てない顔。信頼できない顔。近よりがたい顔。無意識の時の僕は何かにとりつかれているようで怖かった。

僕自身人とは違っていたかったし、人と違うのは怖くないけど結局僕は一般サラリーマンな訳で、そんな奴が変わっていたって気持ち悪いだけなんですよね。

夏目漱石の「漱石 傑作講演集」という本を最近読んでます。彼みたいに自分の個性で飯が食えたらと思う。

個性は行き過ぎなければ、ただの足かせである。